マーベリック!マルベリック [ショッピングCM]
久々に書いてみたいなと言う素材があった。
アルゼンチンのワインは何度か飲んだことがあるけれど、ボクが貰ったのはカベルネの赤とソーヴィニヨン・ブランで香りに特徴があったけれど、「信じられない!」とか言うものではなくて、非常に高いレベルでオーソドックスなものだった。
アルゼンチンワインは今では世界第5位くらいの産出国だと思うけれど、当時は日本であまり見かけなかった。
今はアルゼンチンワイン 通販がある。
ティ・アイ商事というところがやっている「Labaracca Japan」というところで現在のアルゼンチンワインのレベルが俯瞰できる。
中でもボクの興味を引いたのはフランスの「カオールの黒」(赤ワインなんだけれどタンニンが強く、色がクラレットではなく、濃いのでこう呼ばれる。ジビエの肉料理との相性は抜群)と同じ『マルベリック』というブドウの品種が使われているワインがあるからだった。
アルゼンチンの気候は余りよく知らないのだけれど、高地で朝夕の寒暖の差が激しく、乾いていて…となんだかワイン用のブドウにドンピシャリ的な感じはする。
ワイン用のブドウは食用と違って長距離輸送を目的としない。
その場所で破砕するまで鮮度を保てばなんとかなる。
『マルベリック』は皮が厚く、そこに含まれるタンニンの量が豊富。
熟成させるのに適した強さを持ち、若いときはフルーティで、変わった個性を持っている。(カオールのカデー=若いお酒)ではそうだった。
ジジイになる前の相当若い頃、トーマス・マンの別荘の近くのレストランで名前だけ知っていたワインをメニューに見つけ注文したら、「日本人にはクセがありすぎるかも知れない」といわれ、ちょっとむかついた経験がある。
マルベリック種の房の形は、そうだね、川上善兵衛さんのマスカット・ベリーA(懐かしのサドヤ・オーブリオン)みたい。
その赤ワインは「Labaracca Japan」のサイトの筆頭にある。
『マルベリック・グラン』
2004年もののラベルが貼り付けてある。
他にもいくつか見られる。ロト県の『カオールの黒』は近年癖がなく飲みやすくなっているという。
アルゼンチンのはどうなんだろう。
1本単位の注文も受けるらしい。
とにかく野菜や穀物の値段より牛肉の方が安いと言われるお国柄に最適なブドウで創られた赤ワインだけに楽しみだね。
アルゼンチンにはスパークリングワインもある。
ロゼをみかける。ロゼはご存じのように破砕したときに皮を残さず、途中で除去するからピンク色になるんだけど、肉を主食にする国らしいしっかりしたものがある。
舌先の好奇心を満たしてくれるラバラッカ・ジャパンで1本いかがでしょう。
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