Blogの中の猫たち-180 [Blogの中の猫]
ゆるーいにゃ
車いすの22才の息子と猫たちとの日常
みいみさん
ようやく雨が降らなくなったと思ったら、今度は台風11号。
どうやらこいつは逃れられないようだ。例年8月1ヶ月の雨量の
4倍ほどが一度に降っているので、大地が水を含んでいる。
土砂崩れに、河川の氾濫は不可避の状況。
明日は泊り込みになるなあ。本日中に我が家の対策を終えておかなければならない。
さて、ブログ猫も180回目になる。
僕は今回のブログにはしばらくご無沙汰しておりました。
ブログ猫を始めたころにストックしたデッサンを見返したらブログのアドレスだけが残っていた。
印象に残っていたはずの画像は記憶とともにその間3回移行したシステムのどこかに埋没したのかもしれない。
ただ、フォルダの名前の頭に『未』とついていたから、完成せずにいたこははっきりしている。
新しくみいみさん(現在の長老様であると思う。)を模写させていただき、
忙中の閑に仕上げさせてもらった。
年長であるのが白一色だけに写真から伺えるけれど、オス猫にはない毅然が漂い、
睥睨する目つきも鋭いものがある。
息子さんの前ではそういった雰囲気はないけれどね。
ここに来るまでの作業は感覚的なものなので、割といい加減な図形なのだけど、
ここからはちょっと凝ってくる。
写真をコピーすればいいと思うかもしれないが、線が生きない。
さて、音楽はサー=ウィリアム・ウォルトンの弦楽オーケストラのためのソナタから第3楽章『レント』
ロマンティックな弦楽アンサンブルだけど、この人はシンフォニーでもやはり品格のある緩徐楽章を書く。
マーラーの雰囲気を感じる方もいるだろうけれど、あの触れたら血の吹き出るような弦楽の緊張感は、音の爛熟よりも
ふと浮き上がる旋律の柔美さを薄く、あるいは対位法によって厚く塗り重ねてゆき、肌理やかだけど、デモーニッシュな感じからは抜け出ている。
この辺がイギリス趣味か。
マーラーよりも好きだなあ。
YouTubeの動画ではロンドン・フィルの弦楽アンサンブルもすばらしい。
パリーの5曲の交響曲もそうだったけれど、自国の作曲家の作品を演奏するときの集中と共感は凄いね。
William Walton: the Collector's
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: Warner Classics
- 発売日: 2012/08/20
- メディア: CD