プレミアＱＵＯカード

カードっていうものを作るために画像を提供したものとして、作ったときの意気込みというものはその瞬間も、今も、かわらない。
十年保つものをと思ってがちんがちんの学術恐竜カードを作った。（あんまり売れないらしいけどね、そこの社長さんは本業の英語教材の法が順調だから、まあ趣味のようなものなのかも、とご自分でおっしゃっていた。でも、志は高いんだよ。）
ここで紹介するのはユニークというかプレミア付きのQUOカードを販売しているオリジナルQUOカード専門店なのだけど、そのコンセプトは一癖ある個性かな。
プレミアムQUOショップは一度のぞいてほしいね。
手塚治虫先生のファンにもいいものがあるよ。
ところで、ボクは女形の世界に疎いものだから、早乙女太一という役者をこのカードで遅まきながら知った。
びっくりしたね、その妖艶さと、知的な目力。崩れない様式美というか、まあご覧なさいな。
使用される事を前提とするのではなく、もっぱら蒐集をメインとしたカードだろうけれど、この人カードは美しいね。
特にサイトにある中国講演記念のものにボクは惹かれた。
俯き加減の貌の凛とした線。
目の力がその小さい画像から立ち上がってくる迫力。
静止した中の動きを思わせる静けさ。
これは是非サイトで見て欲しい。
カードだから小さいけれど、消費することを目的としていない吹っ切れたデザインがいいね。
もう一つはこのバナーの画像がデザインされているものだね。

日本画を意識してそのレベルにまでもっていけている。
具象（当たり前だけど）の極地だね。
当然早乙女太一という被写体がなければできないものだろうけれど、ファンなら垂涎かもね。
他にも可愛いのやらボクは勘弁して頂きたい世界まで色々揃っていて、それぞれ完成度が高い。
蒐集のレベルをクリアしている。
「作成してほしい」カード？そうですね、あんまり売れなくてもいいのなら趣味の世界として万国共通の魅力を持つ恐竜のイラストなんかどうです？（凄い手前ミソ）
こんなヤツ…