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大昔の陸のトカゲ-肉食1 [仕事の雑記帳]

ボクが生まれて初めて落書き帳に書いたと思われる恐竜は、ティラノサウルスではなかった。
小学校の図書室にあった図録の中で、ボクの注意を惹きつけたのは得意な3つの角だった。

ケラトサウルス・ナスコルニス
CERATOSAURUS.jpg


この恐竜を描いた決定版のような画像はいまだにない。
現代から1億7000万年から1億4500万年前の陸棲のトカゲ。


ティラノサウルスより遙かに小さく、アロサウルスよりもまだ小さかった。
でも、上あごの真ん中あたりにあった歯は凄い大きさで、そのせいか獲物はティラノやアロやんと同じく巨大な竜脚類だったそうだ。
この恐竜は描き方が難しくて、いまだに満足できないでいる。
Cerato-bone.jpg

満足できないというのは、復元骨格をみたとき(自分でも描いているけれど)四肢が短く、生き物としてのバランスをどの辺に置いて描けばいいのか、いつもそこで悩む。
悩むのに不思議と注文が多い。
クライアントもネットで探すんだろうけど、やっぱり満足してないんだとボクは思っている。
何かしっくり来ないバランスを僕同様既存の想像画に感じているのではないかな。
「あ、多分こうなんだ」とボクが感じたのは専門家の絵ではなかった。
所 十三という漫画家が描いたケラトサウルスだった。
いまだにボクは彼の単行本をよく読む。
ストーリィよりも、彼の画力に惹かれるね。
この画像はそれこそ何回目のものかわからない。
小さくても、古いタイプの恐竜でも、なーんとなく、いつも気になっているお兄ちゃんである。

Cerato01.jpg

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ぼんくらオヤジ

あはは、Mineosaurusさんのブログで所十三が出てくるとは思いませんでした!
ぼんくらも『仰げば尊し!』とか『SHOGUN』なんて初期のは読んでました。
でも『D-ZOIC』の筆致を思えば仰ることが素人なりに分かるような気がします。
そうか、やっぱりプロは目の付け所が違いますね(尊敬)♪
by ぼんくらオヤジ (2009-08-23 16:16) 

Mineosaurus

動物の世界はリアルに描こうとすると地味になります。彼はそこにヒューマンな味を溶かし込んでいて読ませてくれます。
by Mineosaurus (2009-08-23 17:36) 

SilverMac

科学的な知識と想像力が必要なんですね。
by SilverMac (2009-08-23 21:07) 

yakko

こんばんは。
この間のドラマ(?_?)の続きをやっていましたが、面白い恐竜がたくさん出てきました。想像上の恐竜でしょうね〜f(^ー^;
by yakko (2009-08-23 22:11) 

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