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抱っこひもの思い出 [雑考]


久しぶりにプレスブログの素材を見ていて書く気になった。
長男は既に大学でこの未曾有の就職難の中、自分の好きな絵画の勉強に没頭しているようだ(ホントかな?)
彼がまだ首も据わらない頃、当時父とは別の家で暮らしていたボクは妻の車から取っ手付きのカゴに乗せた長男を取りだした。
彼は安心しきってすやすやと寝息を立てていた。
ボクは車に鍵をかけようと、ポケットから鍵を取りだすためにちょっと無理な姿勢でカゴを路面に下ろそうとして取っ手の片方を外してしまった。
その結果、『ころりん!』という感じで彼を路面に転がしたことがあった。
火が付いたように泣く彼を抱え、ボクは青くなって病院へ走った。
検査の結果、幸いにしてどこにも異常はなかったけれど、以来ボクは出かける際には、それまであまり気の進まなかった抱っこひもってやつを着用するようになったのでした。
首が据わるまでは妻が首の後ろに背当てが付いたものを使っていて、一人座りができる頃生まれてから2年くらい経った頃かなあ、出かけるときは背負いタイプの抱っこひもを使った。
彼は1歳の頃から執着しているオモチャがあって、それが『ババ』(僕の母)に貰ったロボットタイプの犬のぬいぐるみだったんだけど、これが硬くて両腕でしがみつくように抱えて離さないものだから、前に抱くと人形ごと抱くことになってかさばってしょうがない。
長く歩くと疲れたものでした。(^_^;)
今、アップリカというベビー用品のメーカーのHPを眺めていて、その中4WAYタイプの抱っこ紐が目にとまった。
これだと一個で済んだんだなあ。
妻が使ったホントに抱っこする「紐」タイプから最後はバックパックタイプまで幾つ使ったろう。
ひとつひとつ後に生まれた二人の娘が使い回して、それらはまだよそのご夫婦にそれぞれの子供の成長に合わせて貰われていった。
リユースできる品物だったんだと結構妻の選んだ品物にも感心したことでした。
まあ、それはそれでいい思い出にはなるね。
デザインや使用感はもちろん最新のアップリカのようではないけれど、スリングのように肩から提げて、前に抱いて、後ろに背負う。
ひとつの抱っこ紐の位置が変わり、子供の成長が感じられるのもいいかも知れない。


プレスブログの提供でした。





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あんず-M

今、抱っこひもはいろんなタイプが出ていますね。昔では考えられないくらいいろいろなものが。後ろの方がイイの、前の方だの、いろいろな情報が乱れ飛んだのも昔のことになりました。。。^^
by あんず-M (2010-11-07 14:52) 

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