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とほほな園芸 [雑考]

 最近、一番下のちびっ子娘が、土が入ったホントに小さな鉢に種が仕込んでいるものを妻にいくつか買ってもらって、せっせと水やりをしたりしている。
すると…何週間かして芽が出てきた。彼女はナマイキに、3,4本伸びてきた芽から、どういう基準でそうしているのか判らんけれど、1本だけ残して他を間引いてしまった。どうやらそうしなさいと説明書に書いてあったようだ。(でも残念なことに、彼女が残した1本よりも、「かわいそうだから」と妻がこっそり庭に植えた残りの3本の方が成長がいい。内緒なんだけどね。)
それにしても下の娘は子供のくせに妙にきっちりしたところがあって子供らしい思い切ったいい加減さがない。
 親は、父親はどうかというと、これがすごく適当なので、どちらかというと、ボクの方が彼女より子供っぽいかも知れん。
 彼女が小さな鉢で植物を育てているのを見ていて、ボクも事務所の窓の外で育ててみるか…とローソンに立ち寄ったときそこで見つけた『らくらくメガデール・花そだち』というペレット状の土のパックに種の入った98円也の培養土を買ってみた。
 ここからが、末娘と違ってボクの適当なところで、気に入ったもの(もちろん育つと食えるヤツ)をみつくろって買ってきて、事務所のデスクの上で一気に袋のセロハンをはがしてしまった。
 手近にあった小鉢にペレットを放り込み、花壇の土を混ぜて固めて、仕上げに一気に水をかけた。
 この辺でもう、この『らくらくメガデール・花そだち』をちょっとでも知っている方々は、「あーあ…バッカでぇ…』とか思っているでしょう。…その通りです。
 水を一杯に吸い込んだペレット培養土は、オーブンの中の焼きたてのスポンジケーキのように膨張し、鉢から土を盛り上げてはみ出した。
おまけに、ボクはセロフハンをはがすとき、いい加減だったので、窪みのある方が上か、紙の貼ってある方が上か判らなくなり、「えいッ」とじじいの勘で植え込んだのだが、どうやら、じじいの勘は見事に外れ、上下逆さまで植え込んだらしい。
 後になってはがしたセロハンとタグの裏を見たけど、植え方は何も書いてなかった。
はた、と気づいて買った店に行き、とってきたのがこの写真。


 本体の方に、説明文と絵が丁寧に描かれているわけ。
これを見るとやっぱり逆さに植えたんだ。ボクは本体を全然見なかったナ。
 でも、植物っていうのはエライね。逆さに植えたのに2本芽が出てきた。土の中から顔を出した二枚葉が「何すんだよォ、もお!」とか言ってるように葉っぱを開いている。 育つのかいナ…、力尽きたんじゃないかな………
 成長記録を付けるつもりはないからこれっきりの話だけど、後になって検索してみたら、この商品、結構な人数の人に育てられてる。売ってるところもローソンだけじゃなく、ホームセンターやスーパーとか、いろいろだね。
 ボクのようにいい加減で、勢いだけでやろうっていうじじいもいるから、説明、小さくてもいいから商品の方にも付けた方がいいんでないかナ。………と、いいわけがましく思ったりしている。


 


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