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ドラゴンフルーツ [食]

ドラゴンフルーツを貰った。
知り合いのオバサンはどうやって食うのかと聞いたボクに、「キウイみたいに切ってスプーンで食べるのよ。」
と言った。
ほくは白いまな板の上で、フルーツナイフで切ってみた。
中は真っ赤で種は黒く、ゴマのようにちりばめられている。


  


「うわ!」手指とナイフが、食紅を塗ったように真っ赤で、水で流してもとれない。
まな板も食紅を流したよう。
子供達に食べさせる前にちょっと切って食ってみた。
甘いような酸っぱいような…確かにキウイっぽいか…
で、手指の赤がとれないからひょっとしてと思って鏡を見たらあら凄い。
歯磨き検査をやる時のタブレットをかみつぶした時のように歯が真っ赤。休日で良かった。
朝食のデザートなんて食べ方してたらえらいことになってた。
娘達に持ってゆくと、美容という言葉に敏感に反応した長女は「食べる」といった。
用心深い次女は食べる前から既に尻込みしている。(この子には食べ物に関して好奇心とか、冒険心とかまるでない。非常に偏った食域しか持っていない。)
調べてみると、この果物サボテン科なんだそうな。
何となくそんな気がしていた。『ピタヤ』と呼ばれるもので果肉が真っ赤なもの、酸味が勝った白い果肉のもの、外が黄色いものとかいろいろ種類があるのだそうな。
栄養面から見ても、アルプミン、アントシアンが多く、ビタミンCも一般の野菜に比較して豊富。
水溶性の可食繊維も含量が高い。
これは大腸ガンの発生率を押さえ、整腸効果がある。
アルプミンは一種の粘性で胃壁の保護作用する。
アントシアンは抗酸化作用、老衰防止の機能など、カロチンの10倍以上の抗酸化作用があり、目の健康に良い。脳血栓障害による脳細胞の変成を予防し、痴呆症の発生を抑制する。
そしてピタヤの果実、葉肉、花はこれは美肌、シミ予防の基本栄養素であるビタミンCが豊富に含まれている。この他、骨に必要なカルシュウム 、細胞膜生成 に必要なリン酸、貧血予防に必要な鉄、 神経症予防に必要なビタミンB1、口角炎予防、食欲増進でビタミンB2、コレストロールを下げるビタミンB3 などの栄養素のてんこ盛りだそうだ。
こりゃ、これから売れそうだけど、この後始末どうする?
実際にこの赤は食紅や口紅、シャーベットなどにも使用される天然色素になるそうな。
「どうだった?」
食べた感想を長女に聞いた。
「びみょー」だそうだ。
妻は美味しいと言った。長男は何でも食う上に「美味い」と「まずい」の二つしか表現の仕方を知らないので参考にならない。
ボクはというと、後一個食わなきゃならんのが憂鬱になってきた。
でも、美容と健康の面ではまさにスーパーフルーツだね。
おためしあれ。





竜虎で洒落ました。
あまり良い趣味じゃないなぁ…




 

 


 

 

 
 
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こいし

こんにちは♪
実は、ドラゴンフルーツの苗を育てています。
サボテンなので、観賞用にもなって、さらに実も食べられる、しかも手間がかからないとは、なんて私好みの植物とおもって、育てているのですが、実がなるまでにはあと何年かかるんでしょうか?
スーパーで見かけたときに買って食べてみればよかったです。
記事を読んで、早く食べてみたくなりました♪
by こいし (2007-10-16 23:03) 

Mineosaurus

白だといいですね。赤は凄いですよ。美味しいけど、唇なんかルージュを引いたようになります。食紅成分があるのでしょうがないのですが、男は食えないです。諦めました。
by Mineosaurus (2007-10-18 20:13) 

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