職人の至芸-1 [ショッピングCM]
これを持たずしてとは言いたくないけど、どうしてもそんなキャッチフレーズが似合ってしまう。
今や携帯で小説を書く時代。
その実用的価値が変容し、趣味的な需要に切り替わったかも知れない。
1年に1本売れるか、そんな世界なのだろうか。
できればその1本がここから出てくれて、ボクの密かなお仲間が1人増えれば嬉しい。
ペン先は断然極太がいい。
ブルーブラックのインクでボクはちょっとまじめな文章はこいつに頼る。
職人の至芸は使わなければ意味がない。
ボクは一度デスクから落としてしまってペン先を曲げたことがある。
買ったのはフランス。
諦めようと思ったけれど、文房具屋の主人はモンブラン専門店へ送ってくれた。
2週間でボクはもとどおりになった149を手にした。
使い捨ての世の中で、使い棄てられない逸物は少ない。
これはその一つだ。
決して安い買い物ではない。
それは覚悟しなければならない。
しかし、男はそれでサムシングを心に持てる。
モンブラン マイスターステュック プラチナ装飾18金ペン先MB-149
これはボクの20年の相棒。
そして、息子に引き継げる数少ないThe Thingである
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