壱岐の幸サポーター [Special]
壱岐という島に行ったことがあるだろうか?
ボクが言ったのは学生の頃だからあれからずいぶん変わったろうけれど、島の位置が動いたわけじゃない。
相変わらず、それは玄界灘の中にあり、近くても福岡市から約80㎞の離島である。
離島に住む人々の特有の人なつっこさと素朴な日常から生み出される会話の美しさに、ボクは非日常的な旅の感覚を味わった。
その壱岐島が、今、ボク達に提案しているのは旅の感覚ではなく、味の提携である。
壱岐の海とわずかだけど豊かな土と山が産み出し、人々が育てた産物を『壱岐の幸サポーター』として生産の成果もリスク共々共有するという地域応援制度の新しい形である。
ICT(情報通信技術)を活用して、壱岐市の農家・漁家に投資する出資者をサポーターとして募り、天災などさまざまなリスクを消費者側も負担する仕組みを構築するのが目的だそうだ。
生産者はサポートによって安定した生産過程を築くことができ、消費者であるサポーターはブログ等で生産者と直接情報を交換しながらその年の商品の出来具合を共に期待し、楽しめる。
離島のユニークな製品はなかなか市場には出ない。
生産量が少ないのだ。
例えば「こくまる」と呼ばれる丸く大きな粒立ちの壱岐のお米、
定置網に入る様々な魚たちを天日加工した干物や冷凍で運ばれる粋締めの商品、
「ブリスケ」という名の壱岐牛。
そしてレジャーとしての釣を家族で楽しむための様々なサービス等、品物は少ないけれど、それぞれに濃い。
出資に見合う商品を手にする事ができるかは、生産者とサポーターの熱意と自然の巡り。
ちょっと必然でないところがワクワクするじゃない。
でも、さすがに限定100人。
小さな島でとれるものには手塩に掛ければかけれほどて果実に限りがあるのもまた当然。
何だか、うまく考えてるけど、その根っこに人のふれ合いが意識されていて良いなあ。
100人に入りたくなるねえ。
後まだ定員にゆとりがあるかな、壱岐の幸サポーターのサイトはここ。
自分が書いた記事にぜーんぜん関係ないんだけど、So-netからメールが来た。12月1日からソネブロに有料プランが始まるんだと。有料にするとサクサク動くのかなあ、そこんとこ何も説明がない。いくら使えるブログが増えたって、こう重たいと幾つもやってられないよね。
by Mineosaurus (2009-12-05 15:07)
僻地、離島などの文化が残ってほしいですね。
by SilverMac (2009-12-05 22:09)
駅伝漫画「奈緒子」の舞台でしたよね。
by gon (2009-12-07 19:36)