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少年の歌 [音楽]

レイナルド・アーン/私の詩に翼があったなら 1887年

作曲者自身のチェロとピアノ版と共に

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フランスでフォーレと並んで愛唱されるレイノルド・アーンの歌はほとんどがアーンが20歳以前に作曲したものだという。
ボクは歌曲をあまり聴かないのでその辺は真っ暗なんですが、不思議とこの人の音楽はフォーレと同じように素直に耳に入ってくる。
リートという構えた歌唱ではない、シャンソン=歌の一態様と捉えて澄ましていられるほど彼の作品は歌以外の楽器にも馴染む。
『クロリス』もそうだったけれど、この13歳で書かれた彼の最も有名な音楽は何とも言えず脆弱だけれど、あわい色彩の単調な中に詩を載せなくても十分伝わる靱さをあわせもつ。
シューベルトのような苦悩の中に研磨された物語ではなく、忘れてもいいようでいて歌い出しを聴いただけで全てが蘇る。



まず、作曲者がチェロとピアノ用にアレンジした作品を


 

続いて 歌詞が付いた歌曲としての作品を

 

 

 

 

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コメント 1

nana_hyr

歌つきもいいけれど、チェロとピアノだけの方が優しさを感じますね。
by nana_hyr (2012-06-13 12:24) 

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