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難物?やっぱり… [音楽]

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セザール・フランク/弦楽四重奏曲ニ長調から
 第1楽章 ポコ レント~アレグロ

 




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2年ぶりに記事にしている。あの頃はさすがのYouTubeにもアップロードした演奏がなくて、ボクは第3楽章のはじめから5分間だけをページに貼り付けたっけ。
あれから2年経って今ではゲヴァントハウス弦楽四重奏団やいくつかの演奏が聴かれるようになっている。
ボクはパレナン弦楽四重奏団のアルバムを愛聴していたことは前にも書いたけれど、CDで今聴けるのかどうか確信はない。
フランクのこの作品はこれだけの作品でありながらウィキペディアでも省略されているくらいである。
ボクは相変わらず、あまり音はよろしくないけれど、レーヴェングート四重奏団の1955年の録音を紹介している。
なに、理由は演奏の素晴らしさもあるけれど、著作権が切れているから許諾無しに使用出来るってことも重要なのです。
ボクの画像なんかでもずいぶん勝手に使用して恐竜のビデオを創っている海外の輩もいるのだけれど、処理がよかったりするとかえって感心してしまって楽しんでしまったりする。
クラシック音楽はジャズと同じで聴く方がある程度心を開いて自分から集中しなければならないところがあったりするので聴く気があれば大抵CD買ったりするのだと思っている。
長時間の音楽の一部を使うのにそう目くじら立ててもしょうがないとは思うのだけれどね。
あまり聴かれない作曲家の作品もアップロードしづらくなったのか以前は聴けた演奏が削除されてたりする。
著作権を守ることは重要だけれど、音楽の裾野は狭くなるね。とくに昔の音楽はね。

世知辛いねぇ。

で、この第1楽章だけれど、やっぱり素晴らしい。
この第1主題にはかつて突然の朝日を浴びたように感じたと表現したように記憶しているけど、2年の間にイメージはもっと広がっていて、縹色の空の下に広がる影と同化した無数の睡蓮の蕾が朝日の光が掃いて行く方向に一斉に開花して行くような爽快感を覚える。
ただ、フランク先生この曲で弦楽四重奏曲でやりたかったことを全てやっているらしく、長いよね。
たまには集中集中。

どんなもんだろね。




Franck;Violin&Piano Sonata

Franck;Violin&Piano Sonata

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: Praga
  • メディア: CD







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コメント 3

glennmie

動画が見られないのですが、私だけなのかしら。。。
by glennmie (2013-02-06 10:07) 

Mineosaurus

glennmie さん:うーん?自分のところは見えるのですが…曲が長いので画像の変更もゆっくりであることは確かです。
by Mineosaurus (2013-02-06 20:00) 

glennmie

すみません、夜になったら拝見できました。
素敵な曲ですね♪
演奏も、ホント、素晴らしい。
60年も前の録音なんですね~。
by glennmie (2013-02-07 00:13) 

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