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庭の風蘭 [雑考]

ふうらん

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梅雨時になると夕暮れ時に玄関先に忍冬の香りのような甘い香りが漂う。
玄関先に並んだ庭木にくっつけていたらいつの間にか株(くら、というらしい)が出来た。
山や神社や岩場やいろんなところにかつては生えていた着生蘭だけれど、今は主流がバイオに移ってすっかり値崩れを起こしている。
もともとは花ものと柄物に分かれていて花ものはノーマルに風蘭(ふうらん)と呼ばれ、柄物は富貴蘭(ふうきらん)と呼ばれていた。
花ものの中でも銘柄は富貴蘭の仲間入りをしていて昔は結構な値段だったそうだ。
『翡翠』という緑色の花が高知県の室戸市で株で発見されたとき、発見者はその売り上げで家を建てたそうです。
富貴蘭には様々な柄の種類があって、江戸時代には将軍が楽しんだこともあり、参勤交代の時には各国のお殿様が『火屋=ほや』というかごに入れて江戸に持ち込み、それぞれの地元の富貴蘭を自慢しあったそうです。
武士の趣味はこの富貴蘭で、京のお公家様の趣味は長生蘭(セッコクという着生蘭超小型の和製デンドロビュームですね。)という区分けがあったそうです。
柄はいろいろでも花は同じのが咲きますね。葉っぱが変わっているののは花が奇形です。
ボクの家に咲いているのは白や緑やピンク(赤で咲くときと色が薄い年があります。)
世話が面倒なので庭木にくっつけていたら、ずいぶん盗まれました。
近所を通りかかったご老人に
「これは『朱天皇』という赤花です。」
「知ってます。」
「こんな花を木の枝に付けるなんてどうかしている。盗んでくれというようなものだ」と怒られたことがありました。
ボクは貰ったりしてもあまり世話をしなかったのでずいぶん枯らしました。
でも、木の枝に付けてあったものは毎年元気に花を咲かせます。
自然がいちばん。

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写真はあまりよく撮れていませんが『桃源』という名前が付いているようです。
高知県の伊野神社の境内の木に生えていたものだそうです。
あまり濃くないピンクの花を咲かせ、開花した次の日の夕方当たりから一週間ほどいい匂いをさせてくれます。

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家のリフォームやりたいけれど… [雑考]

 

[家]  家のリフォームはやりたいと思いつつ近年ようやく手を付けたのはキッチンだけだった。
プロパンガスを使っていたので電化した。
電化しなければおそらく我が家のばあさんは年に2.3回は家を焼いてしまうだろうと、夫婦、じいさん三者の意見が一致したからだった。
結果、電化にしてもよく鍋を焦がす。
ま、しょーがないんだよね。自分でまだ料理をしようと言う気概が大切なんだから。
ところで次にリフォームをやるんなら、浴室だなあ。
今の浴室の浴槽はユニットバスではなくて木の部分が多い作りで昔風。でも、少し狭くて深い。
作った当時は父もじいさんではなかったので結構力が入っていた部分だった。
深いのは首まで使って暖まるには良いんだけれど、今のじいさん、ばあさんの年齢ではちょっと危ない。だからボクはあっちこっちに取っ手を付けて、自力ではいることに執念を燃やすじいさんは今のところ、実にスムースに入浴する。
でも、今のままではやがて困ることになるかも知れない。
浴室の真ん中に浴槽があれば理想的だね。そのためにはランドリースペースを作るために大幅な改装が必要になる。
見積もりを取ると、今のご時世ああだこうだといろんなところから引き合いが来る。
いちいちまだ決めてもいないプランをつっつかれても返答のしようがない。
もうちょっと長い目で見てくれないかなあ。
見積もりしてもできるとは限らないんだから。
住まいの広場』というのを知った。
ここは全国の住宅会社やリフォームを専門にする工務店なんかをネットワークでつなぎ、加盟店の中から自分の住む地域に近いプロフェッショナルを捜し出し、匿名で見積もりを取ることができる。
自分がしたいリフォームの規模と相場を比較し、決断するかしないかを今、決めることができそうだ。



で、自分の住む地域で検索してみたけれど、あろう事か隣の県にはあるのにボクの住んでいる県には今のところ一軒もない。
うーん。他の地域がちと羨ましいね。
でも、そのうち、きっと四国にもたくさん加盟店が出てくるのでしょう。
住まいの広場』自体の利用価値は高い。
だったらもすこし、待ちましょうかね。

あなたの街にはあるんだろうねえ。

 


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おかげさまの10000nice [雑考]

ブログを立ち上げて、暇を見つけては記事を書きため、So-net のリニューアルでその大半を失い。
何だかんだで気がついたら10000ナイスをいただくことが出来ました。clpbut2_11.gif
普段あんまり気にしてないンですけど、5桁は目立ちました。

『あッ!』と思いましたね。
いや、感謝、感謝です。
理屈っぽい文章ばかりを書いている頭の固いじじいですが、
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。o(*^▽^*)o~♪

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ムカデに噛まれたぁ [雑考]

木曜日になったばかりの夜0時30分頃、すぐ裏に城山がある自室でねていて左手に走った激痛で目が覚め、掌をかざしてみると、左手の人差し指と中指の付け根に、黒く長い物が巻き付いている。
『あ、ムカデだ!』と気づいてたたき落とし、処分したが、痛みが凄くて、二階に駆け上がり、薬箱からアンモニアの小瓶を取り出して傷口を洗った。[がく~(落胆した顔)]

痛みは取れて、その朝、指の付け根が赤くなっている程度だったので、そのまま仕事場に出向いた。
ところが、その午後当たりから腫れが出始め、指を曲げるのも難儀になってきて、痒みがひどくなってきた。
その晩はちょっと痩せた息子が帰郷したので焼き肉を食べに行ったのだけれど、その時娘が撮った写真がコレ。[もうやだ~(悲しい顔)]

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金曜日、ボクはもともと検診を受けるためにしばらく行かなかった病院の予約を取っていたのだが、左手はキーボードを叩けない位腫れ上がってしまった。右手はなんでもないけれど、バランスがとれなくて絵が描きづらい。

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強度のステロイド系の薬でなければダメなようです。
医者に行きます。
うう、休みなのについてないね。ブログを書こうにも痒くて根気が続かない。

行ってきまーす。[あせあせ(飛び散る汗)]

 

 


合掌 [雑考]

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Shiraishi Kinako

また一つ小さいけれど立派な家族の一員が逝った。
もうずいぶん前から腫瘍を患っていたが、娘達は安楽死よりもどんなに形が変わっても、生き物の生きようとする本能を尊重した。
小さな患者をよく見てくれた動物病院の先生にも感謝。
朝起きれば消毒液で丁寧に清拭し、中学2年にしてはおぼこい我が娘は姉と一緒にもって半月といわれた『きなこ』の面倒をみた。
宣告されて彼女は4ヶ月を生きた。
最期まで食欲旺盛で、頑張っていたが、仕事中に妻からメールが入った。
夏休み遠くの病院まで出かけ、その処置の凄まじさに脳貧血を起こした長女と妻だったが、病院の先生にいわせると、ここまで生かそうとした娘さんの気持ちを汲んで安楽死は薦めたくない。とのことだった。
腫瘍の腐食に虫が卵を産み付けるのを防ぐために、速乾性の消毒液をもらってきた。
切開した部分を洗浄しているとき、先生の厳しい叱責が、逃げ腰の看護婦さんに浴びせられた。
それほど腫瘍は凄かった。
もうとても『可愛いと』は言えなくなっていた『きなこ』を毎朝、毎夜掌に載せ消毒し、餌を与える二人をみていて、その真摯さにちょっと圧倒された。
『どうしたらいい?』と聞かれたとき、ボクは正直に彼女たちに出来るかどうか考えることは敢えてしないで自分の考えを伝えた。
楽にしてあげようとするのはそれなりに優しい気持ちだと思うけれど、、『楽』ってことはきなこに分かるかナ?生き物はどんな姿になっても他から邪魔されない限り、生き続ける本能に従っていると思うよ。君らが助けたいのはきなこの本能か?多分このほうが幸せだろうと想像して楽にしてあげることか?後の方は君たちも多分楽だろうね。苦しむきなこをみるのは辛いだろう。パパはどっちにしても君らに協力するよ。」
きなこは朝、消毒するために取り出した次女の掌で動かなくなったそうだ。
いろんな勉強をさせてもらった小さな家族だった。

合掌


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第18回マンガ甲子園 [雑考]

7月頃から長女が土日に学校へ出てゆくようになった。
勉強だと思っていたら、彼女は漫研に入っていて、どうやらマンガ甲子園の予選か何かの準備をしていたらしい。
なんにでも手を出す子だけれど、本人は裏方らしく、熱心に本戦出場を狙っていた。
で、進学校なんだけど、本戦出場を果たし、結構頑張ったらしい。

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残念ながら優勝は逃したけれど、出場した先輩二人が出版社からスカウトされたらしい。
そういう場でもあるんだね。
出版社は有名どころがほぼ全て揃っている。
プロを目指す卵をここでピックアップしておく。甲子園っぽいね。
本戦決勝は妻が妹を連れて1日がかりで見物にいっていた。
妹は飽きてしまい、午後7時頃帰ってきたが、授賞式、打ち上げと続いた妻と長女は10時すぎに帰ってきた。
今年のレベルがどうだったかは知らないけれど、時事問題やテーマをその場で力を合わせてマンガにする創造性のスピード、画力、柔軟性、消化性と様々なポイントで評価される。
それぞれの学校のブースには写真のような壁があり、みんなてんでに落書きしている。
会場には自家製のT-シャツを着ている多分応援する同じ高校生だろうが、たくさんいた。
残念ながら作品については紹介できない。
著作権の関係だ。

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かるポート(高知市)

『らんま』に出てくるパンダの着ぐるみを着ているのがいたけれど、これも高校生で、自分で作ったのだそうだ。実によくできている。

野球だけじゃなくて、いろんな夏があるんだねえ。

 

 

 

 

 


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投票価値について一人一票実現国民会議発足 [雑考]

『一人一票実現国民会議』発足

国民代表のイデオロギーからいえば、本来『地元』という考え方が普通に語られること自体がおかしい。
立候補者はどの地域から出ても、当選すれば全国人のために尽くすのが国民代表のイデオロギーだ。
一人一票という考え方は例えばボクの投票が参議院の場合75%であることをどう思うかと問われている。
それが50%であっても投票した政党、立候補者が当選し、自分のために何かしてくれるという市議会レベルの考え方ではなく、国のために何をしてくれるかという視点であれば、『私が本来もらっている得票は一人一票ではない。』と立候補者が問題視するのは勝手だが、少なくともボクは自分が投票箱に入れた人が当選したことで期待した人を議場に送れたという達成感はある。
問題は一人一票であれば本当に国政が正常になるかという点だ。
我々はその一人一票の力で自分が選んだ代表を縛り付けてはいけない。本来は。
一人一票という完全平等が実現できるのかどうかボクにはわからないが、合憲か違憲かという物差しを最高裁が何%の格差に於いて判定するのかという論点も本当はおかしい。
97%と100%は不平等ではないのか?
一人一票というのは100%と100%の比較でしょう?

問題はその100%をもってどう意思表示するかだね。違いが国政にどう反映するか。
一人一票という本来的な意思表示に何が期待できるのか、決して昔憲法の授業を受けたとき、ボクは人よりさぼっていたわけではないが、よくわからないまま今に至っている。
ところで、裁判は価値判断と法律構成である。と教わった。
裁判官は価値判断を行いそしてそれに応じた法律構成を行う。
決して、文理解釈を行い、紋切り型に個別の案件を当て嵌め、それによって判決を引き出すような馬鹿な人はいないと思っている。
一人一票未満を合憲とした裁判官は、価値判断にバランスを欠いている。少なくとも導いた結論はそういうものだ。
であれば、国民審査権によって彼らを罷免すること、それ自体は間違ってはいない。
問題は次に選任される裁判官に心理的強制を加えようという考え方が正しくない。
最高裁判事は己を信じなければならない。
己の価値判断と培ってきた法律構成力が圧力によって揺らぐような判事は本来判事たる資格がない。と、ボクは思っている。
まず、「一人一票実現国民会議」の発足については、ボクは賛同する。
そしてその結果が国民代表のイデオロギーに合致するためには、ボクら自身の地元や地域への引水的根性を糺さなければならない。
くりかえすが、だからといって裁判官を罷免することの出来る国民審査権を現任者以外の判事候補者に及ぼそうという考え方があるのであれば、それは正しくない。
くどいようだが、そんな圧力に屈するような人物は最高裁判事たりうる資格はない。
不平等を合憲であるという結論づけた二人の判事は、その結論を導いた価値判断に問題があるのだとボクも思う。
彼らは信念に基づいて判決し、信念故に罷免される。
しかし、彼らの後に選任される判事は前任者の罷免事由に影響されることがあってはならない。
と、ボクは思うんだけどね。
一票の価値が問題視され始めたのはボクが学生の頃からだからもう30年以上も前だ。
今も昔もいわれて久しい。
そんな今発足した一人一票実現国民会議に興味のある方は一度そこを訪れるべきかも。

 


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パナソニックの提案を考える [雑考]




パナソニックから一歩先のエコライフの提案。
現在、地球温暖化に対するCO2排出量の削減は、そのターゲットが企業から家庭にシフトしつつある。
グリーンニューディールが世界を席巻するとき、ボクらは家にいてそれを傍観していいわけはないのだけれど、ボクらにはつぎ込む資本も限られている。
ボクの今考えるエコライフはパナソニックが提案する引き算を理想にしたいね。
家庭で出来るCO2削減には消費電力が大きく起因する。
ただ、今のボク達の生活を古き良き時代の水準に戻す荒療治はおそらく何らかの共通の災難や、地球的規模の災害がなければ人間の意思では実現できそうにない。
持っているものを等しく手放すことは、価値判断にならされている人類にはなかなか難しいことだろうね。
でも、現代の水準の生活をこの温暖化しつつある地球で維持するには相当な電力消費が必要になる。
だったら自然の力を使って、つまり年を追って強くなる日射しは、自然力を利用した家庭レベルの創エネや蓄エネを以前より遙かに容易にしているはずだ。
家庭で出来る創エネと蓄エネのレベルに合わせ、家庭での電力消費のレベルを抑えるという発想だ。
ではどうやって抑えるか、そこにパナソニックの提案するエコライフのスタートがある。
つまり、家庭での省エネだね。
それは電化製品そのものの消費電力低減によるCO2の削減。
さらにその家電製品をそれぞれの生活スタイルに合わせてネットワークで無駄なくコントロールする。
それは○時になったらパソコンで全ての消し忘れの電源を一斉に切るというような単純なものではなく、例えばお年寄りはトイレが近く夜中に起きだしてトイレにゆく、その時全ての明かりが消えていては転倒事故なんかにつながる。そこではそれらの生活する人の特質に合わせたコントロールが必要になる。
ボクが期待するのはそういったレベルのネットワークです。
そして当然省エネは家電だけではなく、その家電をいかに使用せず自然の寒暖を家の機能に取り入れるかという家まるごとの省エネという視点を当然欠かすことは出来ない。
それらを足して初めてCO2±0のくらしの発想に行きつく。
最初にどれだけの電力を作り出し、蓄積できるのか。



それによってどれだけのCO2の削減が可能か。
そして作り出す電力に合わせた消費電力の家電をいかに開発し供給するか、また冬暖かく夏涼しい家をどう建築するか。
国はその政策に合致した個々の家庭をどうサポートしうるか。
今始まった苦し紛れの印象もぬぐえないエコ関連の電化製品購入への補助をどう織り込んでゆくのか、パナソニックの提案は様々なことを考えさせる。
1990年のレベルCO2レベルを100として20×1年にはゼロにもってゆくというパナソニックの発想は、逆に言えば家庭で作りだし、貯めることの出来る電力に合わせた家電をいかに開発するかと言うことにも行きつく。
それらのひとつ一つにパナソニックがもっているエコアイデアがしっかりと実現化されなければならないんだろうね。
パナソニックの提案にはヒントがありました。
家庭電化製品を作るということは家庭でのCO2の発生レベルを常に射程に入れて開発を進めるという堅い宣言であるとボクは受け取りました。

あなたもCO2±0のくらしを決意表明として一度ご覧下さい。

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治験て知ってる? [雑考]

ボクは以前酵素がないくせにワインが好きで肝機能障害を起こしたとき、診てもらった病院で、糖尿病ではなかったが、やや数値が高いとのことでちょっと治験ボランティアをやってみないかと主治医に薦められて参加したことがある。
治験とは手短に言えば、新薬や既成薬の他の病気への薬効確認とかに必ず行われる期間を定めた試験的投薬です。
好奇心からだったが、決まった日に病院へ行ったり、薬を指定された時間に飲んだり、栄養指導があったり、結構面倒だったけれど、結果的に自分の体の細かいチェックが出来てしまったことと、栄養指導等を受けることによって食生活が改善され、ちょっと痩せたというおまけが付いた。
ただ、薬に関しては、本当に試験薬かどうか本人にはわからないようになっていた。
つまり、試そうと思っている薬と、ただのフェイク薬(ブドウ糖やうどん粉)を飲まされている場合があるらしい。
どうもボクの場合は後者が当たったようで、治療薬ではなかったみたいだ。
薬効か気は心という精神面からの改善か判定をするためにフェイクを飲んで改善される場合もあるので、そのデータもとるのだそうだ。
数ヶ月やって、血管の硬度検査やなんやかやをしていただき、年相応であると言うことでボクへの治験は打ち切りになった。
その後追跡調査というのを何回かやった記憶がある。
こういう経験があるので、ボクはインクロムのサイトを見たとき、治験に対するイメージの変化というものはあまりない。
ただ、ボクがやったのは病院が何処かの製薬会社の依頼を受けて行っていたようだったけれど、その時も非常に合理性と治験参加者の立場をよく考えていると思ったものだけど、インクロムという企業が行っている治験のシステムはそれ以上に合理的で治験ボランティアの立場に立った親密なものであることは理解できた。
治験に参加してからもう5年位経っているので、その後の数値にあまり自信がないボクは機会があれば、また参加してみたいと思っている。
危険性と言うことをボクは考えていなかった。
もともと信頼している現在の主治医でもある医師に依頼されたものであったことからそういった不安を抱かなかったこともあるけれど、インクロムはその点をMVC(メディカル・ボランティア・センター)によってうまくコミュニケイトしているようだ。


治験ボランティアに参加するメリットはボクの場合健康上、確かにあった。
ボクには治験の薬は当たらなかった(先生も同意見だった。ボクは薬に因って万一血糖値が下がったときにといただいた箱入りのブドウ糖の細粒を一度も飲む必要がなかった。)
だけど、通常受けられない精密な検査や栄養指導や日常生活への可能な範囲のアドバイス等は非常に参考になったし、子供と同じものを食べるという食事の改善には説得力があった。
治験のイメージを何かで固定してしまう前に、その社会的有意性を一度その目で確かめてみてはいかがだろうか。
興味が湧いた方は治験ボランティアのサイトを覗いてみてはいかが。

 

 


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グッスミン効果 [雑考]

75.gif75.gif75.gifボクは不眠症というようなものではないのだけれど、長時間パソコンを睨み続けていて興奮状態にあるためか、なかなか寝付けないのに目覚めはいつもと変わらず、やたら早い。
やたら早いほうはじじいの特徴だと言われるけれどね。
一旦覚めてしまうと寝付けない。
時間が勿体なくなって、早くからデスクに向かい、ペンタブを手にとるはめになる。
そりゃあね、仕事ははかどるけどね。
『爆睡』したいね。
一度も目を覚まさずに起こされるまで。
で、スポット的にハルシオンやレンドルミンなんて眠剤をもらって飲んだこともある。
ただ、ボクには効きすぎるのか、爽やかな寝覚めというより寝過ぎてなんか考え事が脳の表面でつるつる空回りしているような感じだね。
それと、あの徐々に眠るという感覚ではなくて何かに引っ張られて黒いシャッターが下りるような眠りの唐突さが不気味だ。
慣れればどってことないんだろうけど、世の中には慣れていいものといけないものがあって、ボクにとって『あの感じ』は本能的に避けなければならない感じのような気がして遠ざかっている。
で、以前から、何度かこの『グッスミン』というなんだかわかりやすい商品の名前を聞いていた。
でも、試したことはなかった。
そこで、このライオンの『グッスミン』のサイトにアクセスしてみた。
こてこてに飾らず、シンプルでわかりやすい。
商品はあまりないけれど、絞ってあるんだね。
薬ではないので今回ちょっとお試しで経験してみようと買ってみた。

ここ一番で飲む(『ここ』ってどこだよ…)ドリンク剤1本買うくらいの値段だったからですが。
お試しセットで6パック。トマト酢をベースにした清涼飲料水です。
主成分が怪しくなくて(ボクの言う『怪しい』は新しい名前がついていて、体にいいのが想像しにくいものをいうだけです。)
トマト酢はアスパラギン酸とGABAの含有量がダントツ。この2つはよく知ってます。

届いたお試し品はこんな感じですね。

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以前は飲みにくかったそうですが、今は改善されてて低カロリーだそうです。
御覧の通り届いた製品は小さなパック入り。ドリンク剤タイプなのでちょっと気楽に飲んで歯研いて寝床に潜り込んだ。
CATVの釣り専門チャンネルを見ながら寝っ転がってたら、知らないうちに朝になってた。
目覚めはちょっと残ってるかなと言う程度の眠気があるけれど、何度か目覚めると言うことはなくて、ボクなりに睡眠が深かったのが確認された。
眠りの質は違うね。ちょっとびっくり。
これはいけるかも。
睡眠時間がもう少しとれたらもっとはっきりするだろうという期待感がある。
早めに寝床に入ったり、ちょっと遅らせたり、試してみようかとも思う。
まずはご報告。75.gif75.gif75.gif
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