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エリートヤンキー三郎-理不尽な爽快感 [Movie]


[わーい(嬉しい顔)] ブッちぎりのバカ [わーい(嬉しい顔)]



[パンチ] ヤングマガジンていうのは月曜日の朝仕事に行く途中のコンビニで月曜日に立ち読みする。(ごめんなさい買わないんです。)
彼岸島とこのヤンキー三郎だけは読むけれど、他はパラ捲り。(ごめんなさい全部立ち読みは気が引けるんです。)
で、こんなのは絶対映画化しないだろうと思った。[どんっ(衝撃)]
でも、最近のVシネマも含めて日本映画って何をするか判らない。
例のボクが大ファンの竹内力主演の岸和田少年愚連隊の村山カオルちゃんのような化け物がDVDで観られるんだから。
彼のハチャメチャに目が慣れているボクは大歓迎である。
予告編をみたけれど、意外な役者?が出ていたりして結構楽しめそうだ。
岸和田少年愚連隊がそうであるように、『ヤンキー三郎』もまた善悪とか意味無意味を越えて理不尽とも言える爽快感を与える。
その片鱗が予告編の無茶苦茶ぶりから窺える。
心ならずもふたりの偉大な?兄のおかげでヤンキーの教祖のような地位に祭り上げられる気の小さなナイーヴな善人三郎のどツボにはまる高校生活。
でも、彼にはやはり不死身のパワーが封印されている。
プロットはよくあるんだけど、それをどうしようもないヤンキー達の真面目でおかしくも矛盾と狂気に充ちた常識?の中にぶち込んで一時以上でおかしな世界に遊ばせてくれる。
『絵空事』これぞ、映画のひとつの大切な要素です。
2009年2月28日土曜日大人しくも凶暴な怪物の誕生です。

ヤンキー三郎』の予告編ちょっと観てみませんか?

 

 

 

 


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インターネットオンデマンド動画サイトOSELOT=オセロット [Movie]



★ まだ膝を深く折って跳躍するために上を向いたところか。
放送局でもなく、大手企業の潤沢な資本を駆って買いあさった素材があるわけではない。
番組制作者が自ら知的好奇心を張り巡らせ、大人の脳を持った子供の視線でしっかり掴んだ作品を直接配信する。
それが、インターネットテレビオンデマンド動画サイトOSELOT「オセロット」です。
コンテンツの方向性は過去の名作埋もれた名作の発掘だけでなく、ショートフィルムを選択枝に入れているところが大きい。
そこには映画と映像の原点がありエッセンスがある。
グスタフ・マーラーが90分かけて表現しようとしたものをモーツアルトがわずか10分足らずで描ききっていたように、そこには現代では巨匠の部類に入ってきた米国やヨーロッパの名匠の才気煥発な若き日の結晶があり、ボクのすぐ隣にいるかも知れない鋭い感性を持った自主制作者の自作の発表の場も準備される。
短いけれど濃い貴重な時間が期待される。
ショートフィルムを初めて観たとき、それは遙か昔のことだった。
誰が制作したのかも忘れてしまったわずか4.5分の映画。

白黒の画面の中で兵士は絞首刑にされようとしている。
その足許の板が落ち、死を覚悟した瞬間ロープが切れ、男は脱出する。銃弾の雨を浴びながら必死で駆け抜け、追われながら小川に架かった橋の下で追跡の兵士達をやりすごし、生き残る巧妙に希望が大きく膨らみ安堵のため息がもれたその刹那、画面が大きく縦に揺れ、男はロープにぶら下がって事切れる。
そんな内容だった。鮮烈に焼き付いている短い生への絶望的な幻影。
期待しています。
どれだけこのジャンルが発掘されるのか。
放送局ではなしえない。大手企業ではやろうとも思わない。
でも、猫属の中で最も優美で気品に溢れ、知的なオセロットの名を持つインターネットオンデマンド動画サイトはやるんです。

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ザクッとXacti-XactiChannel [Movie]


Sanyoのスーパーアイテムデジタルムービーカメラ「Xacti(ザクティ)」シリーズがfilmoで一般公募の動画を公開。
3つの作品が選ばれた。
今回のは3つとも素材のネーミングの響きがいいので作品がよく仕上がっている。
XactiのCMはザクティチャンネルのそれ自体が良くできているので一般公募の切り口がどうなのかなと思ったんだけど。
企業賞のアニメはちょっと手堅すぎるなあ。ボクは同じ企業賞なら入選のが好きだね。
動物を使うのはちょっと反則気味だけど、「ザクッとザクティ」のハンディな魅力がさらっと出ていてフツーなところがいい。

パソコンとの親和性やコンパクトで素早い反応の良さとかあまり性能面には気は遣っていないけど、ザクティで撮ってるという軽快さが嘘を言っていなくていい。
最後のところは笑うね。ありそうなことだけど、犬がしっかりボールを加えたままなので臨場感があるなあ。
ザクティチャンネルにはまた違った面白い動画がある。
居酒屋のは面白いよ。
見てごらんな。分かるかナ…?

 


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歌うたいのバラッド [Movie]

歌うたいのバラッド

懐かしいフレージングに彩られた新しい歌。
斉藤和義の作詞作曲をMr.Childrenの桜井和寿が歌った。
斉藤和義の個性は彼のいいつも謝っているような気の弱そうな眉毛からは想像できないほど強くて、したたかだけど
その得体の知れない茫洋の心のフィルターを通して出てきた歌と言葉は素晴らしい説得力を持っている。
そして、桜井和寿の個性とキレと色のある高音がこの曲のエッセンスと中心に磨きをかけた。
サラリと継がれていった言葉達が立ち上がり、彼の純粋なブレスの微笑みの中で蘇る。
バラードとしてはぶっきらぼうの斉藤和義の持ち味もいいけれど、ボクには大勢の中で大勢のために歌える桜井の持ち味にも惹かれる。
様々に埋もれて逝く歌を掘り返して蘇らせて行くbankbandの行く先が中島みゆきや遠藤賢治やこの斉藤和義でようやくボクには見えてきた。
素晴らしい仕事です。桜井さん。

 

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Saint Row2-THQジャパン [Movie]

クライム・アクションゲーム「Saints Row」のパート2。当然全作よりパワーアップしているが、清濁の濁をそれなりのグラディエーションで描いて行く手法は全作と変わらない。

    

パート2ではゲーマーの連携(オンラインでの協力プレイによる難関の克服)やキャラクター自体のカスタマイズまで進化した創造性が魅力だ。
リアリティを追求すればこれは残念ながら18歳以上限定のゲームとなる。
これはそれを前提とする世界観だから作り手はそこでひとつ自由になっている。
THQジャパンはfilmoを使ってCMを募集し、例によって三作品が選抜されている。
それぞれに個性があるのだけれど、ゲームの内容に踏み込みすぎて焦点がぼけてしまったものや雰囲気だけのものがあり、ちょっと首を捻った。
でもさすがに「企業賞」『「Saints Row2」だぜメ~ン』は内容を競うことを諦めてるのかはじめから避けたのか、却って『Saints Row2』を紹介する上で目的がはっきりしていて判りやすかった。
黒人ぽくない会話がしつこくてちょっとあざといけど、そう言うキャラクターのマンガで、結構セリフと絵が合っている。
内容がほとんど伝わってこないので、逆に興味が引っ張れれるのかも知れない。
内容についてはオフィシャル・サイトがいい作りでMOVIEもそれなりに見せる。18禁がしつこいけれど、ちょっと見の内容からも無理ないかなと思わせるようなアダルトな内容だね。
こういう世界はきれいには書けないものだろうからね。

まあCMを見ましょうか。



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はるこラボ?出色のCM動画 [Movie]

ケータイマンガサイト『はるこ』で一般投稿されたマンガをさらに『はるこラボ?CM』で動画として募集された作品の(ああややこしい)コンテストから3つの作品が選ばれました。
いつもは入賞あたりをひねくれて推薦する僕ですが、これは文句なし。
さすがCM大賞という作品でした。
『マンガ→現実「はるこ」と呼ばれた男』
最近のこのての一般公募作品の中で出色ではないでしょうか。


はるこ』は4コママンガがただで見られるケイタイサイトだけれど、自作のマンガを発表できる場でもある。意欲的な企画が多くて楽しめるんだけれど、この作品には花くまゆうさくさんのシュールな雰囲気と訳の分からないおかしみが、よく出ていて面白い。 
実写にすると少しサスペンスっぽくなっているけれど、マンガのフレームをうまく使っていて、バカっぽいテンションを生んでいる。
オチはオーソドックスだけどフレームアウトした画面でセリフだけがぐずぐず言ってておかしいね。

 

 


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携帯マンガサイトのCMの楽しみ [Movie]

エンタメ系ケイタイサイトとして最近のしてきた『はるこ』の企画。


一般からの募集したマンガを『filmo』を使用した動画のCMのモチーフとして提供し、一般公募のコンテストを行った。(ああ、ややこしい。)要は一般投稿マンガを『filmo』でCM化したのですね。はい。
その受賞作品が『はるこ?!CM』に展示されています。
力作揃いですがとにかく良くできているというか、近来出色の纏まりとテーマを網羅している熟練の作品が大賞を受賞した『マンガ→現実「はるこ」と呼ばれた男』ですね。
これは群を抜いています。
『マンガ→現実「はるこ」と呼ばれた男』で展開されるキャラの個性と実写再現がちょっとシュールな感じで、進むにつれて砕けてくる理性がラストでぼけるタイミングが凄いね。
ストーリーの強引さがナンセンスなので気にならない。計算されている素人臭さがあって、プロでないか?とも思ってしまう。
動画が終わったあとマンガの静止画面の中で交わされる男と主人公の今風の会話のずれ方が笑わせます。
安定感といい、挿入されているマンガの配置の仕方、実写との繋がり方、先にこれを観てしまったものだから、申し訳ないけれど、他の力作が少し青っぽく見えてしまいました。
これほどブッちぎりは一般公募の動画では珍しいですね。
はるこ』のユークなマンガのエッセンスがここにあります。 clpbut2_11.gifclpbut2_11.gif
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インテルCore2Duoプロセッサー [Movie]

 インテルCentrinoプロセッサー in dynabook SS RX & インテルCore2Duoプロセッサー in dynabook TX 
東芝のモバイルテクノロジーの中心に位置するインテルのコアテクノロジー。
両者のコラボをCMコンテスト「CGMアワード」で投票します。 

ボクのお気に入りはこれ。9つのノミネートの作品はそれぞれいい出来だけど、簡潔でツボを押さえていてパターンに可能性を感じるのはこの動画でした。
ガングロや山姥のアニメは珍しくはないけれど、会話のまじめさと、そのまじめさの中に知性のなさをブラックアウトする画面の白い文字と男性のコメントが品良く纏めている。
スマートです。
バタ臭く、脂っこい笑いは他の動画にもありましたが、製品の紹介が唐突になって良くある風になりがちでした。
その点、この作品は冒険はしていないけれど、製品のクオリティの邪魔にならずに主張できているところがいい。
作画自体のタッチも線が均一していてすっきりしています。
邪魔なものがなくてやっぱり製品のイメージを引き立たせますね。
ちょっと纏まりすぎている嫌いはありますが、これが1番でショ。


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Band of Brothers - 何故、我々は闘うのか [Movie]

『プライベート・ライアン』で描いた世界をさらに深く掘り下げるべく、さらに映画で限定される説得の時間をノンフィクションの枠の中に展開するため、このきわめてプライベートな戦争ドラマは10話の枠で10時間余りという構成で製作された。
戦争物のとラマとしてはきわめて掘り下げの深い物語だと言える。
物語は42年から45年までの3年間、第二次世界大戦中、米陸軍101空挺師団第506パラシュート歩兵連隊のなかのエリート部隊「E中隊」の苛烈な戦いのプロセスを、兵士たちの人間模様を軸に描いたものだ。
でも、ボクとしては真実を語るための時間としてそれが適切なものかどうかとか、作品自体の出来がどうだとか言うつもりはさらさら無い。
ただ、YouTubeで観たその映像の部分にベートーヴェンの作品131の弦楽四重奏曲を使用したシーンがあって、その使い方に非常に胸に迫るものを感じた。
この曲はボクの最も好きな曲であり、全ての解決が終楽章によって解放される部分を本当に素晴らしいと思っている。
その曲が物語の映像をバックに使われていた。
ただし、そこには終楽章に至る安息と諦念、悲嘆の結晶と透明な浄化の橋渡しをするアンダンテ・クワジ・ウン・ポコ・アンダンテのあの澄み切った哀しみが流れるのみであった。

本来ならば一拍おいて総奏される四つの楽器の下げ弓が強くアレグロに繋げる部分が、消え入るように糸を引いて閉じてしまい、ヴァイオリンはそこで演奏者の無言の諦念とともにケースに戻され、ふたが閉じられるのです。

それは展開される映像の残酷と酷薄と正と正がぶつかり合うときの救いのない悲劇の真実に近いものが確かに予感された。
そこには終楽章のあの俯いた貌が自然とあがり、再び前を見据えることができる解決の音楽がないのです。
イマジネーションによって生み出された精神の芸術と事実を克明にすることによって普遍的な精神に達しようとする映像の違いがまざまざと見えた気がしました。



バンド・オブ・ブラザース コンプリート・ボックス

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  • 出版社/メーカー: ショウゲート
  • メディア: DVD

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GYAO3周年の「わらブロ」・ザ・スリー [Movie]

Giga USENのGYAは今年で3周年だという。

ビデオを借りに行くのが面倒な時はよくお世話になっています。もう3年になるんですねぇ。
最強番長「カオルちゃん」シリーズはここで知ったね。
もう一度シリーズで取り上げて欲しいです。
ところで、そのGYAが『わらブロ』という動画投稿チャンネルで今、笑える映像を懸賞付き(最高賞金30万円!)で募集しています。
3周年ということでわらブロ・ザ・スリー、つまり、『3』という数字をキーワードにした様々なレベルの笑いをテーマに何でもありの60秒動画を募集しているのです。
ボクは専ら見て笑うほうなのですが、作って笑わせられる方、巧まずして思わず微笑ませる動物もののコレクター、いろんな笑いにチャンスがあります。興味のある方はわらブロサイトをチェックですね。
 




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